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ギブ・ピース・ア・チャンス
2013.12.09 Monday
昨日ご近所の池田さん宅で開かれたモチつき大会にでかけた。
いきなりサンタクロースがモチをついている光景に出くわした。
つきたてのモチはほんとうにおいしい。ワインと一緒にいただいた。
池田さんちには「ビート」と「アム」という2頭の犬がいる。ビートルズの「ビート」とアムステルダムの「アム」。散歩でよく出会うのでぼくもとても仲がいい。
昨日は別のご近所から「ピース」という名の犬も加わっていた。
ビートルズとアムステルダムとピース。
しかも昨日は12月8日だった。
頭の中でジョン・レノンの歌を流しながら、モチを食べた。
ギブ・ピース・ア・チャンス。
一度だけでいいから(駄目かも知れないけど)平和にチャンスをやろうよ。
サンタクロースはUCバークレー校を出たアメリカ人だった。
ジョン・レノンやグレイトフル・デッドについてサンタクロースと話せるとは。 :-)
ピースフルな日曜日だった。
Happy Birthday, Yoko.
2013.02.18 Monday
80回めの誕生日、おめでとうございます。
今年になってからも、ジュリアン・アサンジ(ウィキリークス)にCourage Awardを渡すなどなど、素敵な活動を続けられていますね。
80才代になってもこれまでずっとそうだったように、これからもずっとぼくたちの胸を躍らせてくれるものと信じています。
オノ・ヨーコさんと南風椎。
90年代、NY州のヨーコさんの別荘で。
さあ、今日はクリスマス
2012.12.24 Monday
1977年の冬、ジョンとヨーコのところにクリスマスバケーションで前妻シンシアの息子ジュリアンが遊びにやってきた。ちょうど雪が降ったので、ジョンの発案でセントラルパークでそり遊びをすることになった。
先頭で夢中になっているジュリアン、目を閉じてこわがっているヨーコ、ジョンは西丸文也が構えるカメラの方を見て笑っている。写真集『ジョン・レノン 家族生活』の中でも、とくに好きな写真だ。
ハッピー・クリスマス、京子
ハッピー・クリスマス、ジュリアン
さあ、今日はクリスマス
何をしましたか
一年が過ぎさり
新しい年が、いま始まる
今日はクリスマス
楽しんでおくれ
親しい人も、いとしい人も
老いた人も、若い人も
とても楽しいクリスマスを
そして幸せな新年を
何んの怖れもない
いい年になることを願おう
さあ、今日はクリスマス(戦争はおわる)
弱い人にも、強い人にも(もし君が望むなら)
お金持ちにも、貧しい人にも(戦争はおわる)
あらそいなんて、やめよう
とても楽しいクリスマスを
そして幸せな新年を
何んの怖れもない
いい年になることを願おう
さあ、今日はクリスマス(戦争はおわる)
何をしましたか(もし君が望むなら)
一年が過ぎさり(戦争はおわる)
新しい年が、いま始まる
そう、幸せなクリスマスを(戦争はおわる)
楽しんでおくれ(もし君が望むなら)
親しい人も、いとしい人も(戦争はおわる)
老いた人も、若い人も
とても楽しいクリスマスを
そして幸せな新年を
何んの怖れもない
いい年になることを願おう
戦争はおわる
もし君が望むなら
戦争はおわる
ジョン・レノン "Happy Xmas(War Is Over)"
南風椎/訳
『ジョン・レノン 家族生活』(角川書店版)より
西丸文也の散骨
2012.10.26 Friday
『ジョン・レノン 家族生活』の写真家、西丸文也さんが亡くなってもうすぐ一年がたつ。彼の遺骨は一年間奥さんの早苗さんとともに過ごしてきたが、昨日、散骨の会が開かれた。海への散骨は西丸さんの強い遺志によるものだった。
横浜港のぷかり桟橋を船が出た。
家族や友人たち20人がキャビンに乗り込むと、ピンク・フロイドのアルバム "Division Bell" が流れていた。この音楽で見送ってほしいというのも彼の遺志だった。
1988年にピンクフロイドが日本で最後の公演をしたとき、ぼくは西丸さんと一緒に代々木競技場に行った。始まって数曲目に彼は「もうがまんできない」と言って通路に出て踊りはじめ、結局最後まで踊りまくっていた。ピンクフロイドが好きなことは知っていたけど、どれ位好きなのかを知らなかったぼくは、驚いて眺めていたものだ。
船のキャビンには西丸さんの骨が細かい粉末に砕かれ、紙袋に詰められていた。水溶性の紙なのだそうだ。ペンを渡され「故人へのメッセージを書いてください」とのこと。
ぼくに順番が回ってきたとき、ちょうど流れていた歌のタイトルをぼくはそのままメッセージとして書きこんだ。
A Great Day for Freedom!
ベイブリッジをくぐって30分も航行したあたりで、停船した。そのころ音楽はジョン・レノンのアルバム "Imagine" に変わっていた。
朝からずっと曇り空だったのに、突然太陽が出て、波間がキラキラしはじめ、デッキに出て西丸さんの骨が詰まった紙袋をそれぞれが海に落とした。
たくさんの花を流し、西丸さんが好きだった酒を海に注ぎ、黙祷をした。
とてもさわやかな会だった。
これから先世界中どこで海を見ても、西丸さんを思い出すのだろうね。
西丸さん、いい旅を。
僕と僕の猿以外の誰もが
2012.10.10 Wednesday
「僕と僕の猿以外の誰もが何か隠しごとをもっている」
ビートルズ時代のジョン・レノンの歌。軽快なロックンロールで好きだったが、このタイトルはなんとも被害妄想的な気がしたものだった。
ビートルズ解散後、ニューヨークでベトナム反戦運動をやっていたジョンとヨーコは、自分たちが四六時中尾行され盗聴されていると、メディアに訴えた。
FBI長官が取材に答えて「たかが芸能人を尾行したりしない。FBIはそんなひまな組織じゃない」と語っていた。
そのときもぼくはふたりの被害妄想かも知れないと思っていた。
被害妄想ではなかったとわかったのは、ジョンが殺されて何年もたってからだった。
アメリカでは情報公開法が進んだので、当時のふたりの日常が完全に尾行盗聴されていたという資料が出てきたのだ。くだんの元FBI長官も事実を認めた。
世間で被害妄想と呼ばれていることは、実はしっかりした事実に基づいた想像であることが多い、という説を裏付けてくれた話だった。
日本の情報公開法はさっぱり進まないが、ネットの普及もあって「隠しごと」ができない時代がやってきた。
にもかかわらず、いまだに「隠しごとはずっと隠しおおせる」と信じている人たちが一部にいて、国家的なトラブルも個人的なトラブルもそんな人たちの周辺で起きている。
ジョン・レノンの72回めの誕生日に。
ジョン・レノンによろしく
2011.11.13 Sunday
前回『オノ・ヨーコの励まし』という日記を書いてから一週間たってない。
入院していた西丸文也さんが今朝早く亡くなった。
頭と心が整理できてないので、ごめんなさい、何を書いたらいいのかわかりません。
西丸さん、天国に着いたらジョン・レノンとの再会を楽しんでください。
Photo by Nishi F. Saimaru
オノ・ヨーコの励まし
2011.11.08 Tuesday
写真家の西丸文也さんが手術をして、その後入院治療をしていることは知っていたが、まったくお見舞いに行けずにいた。
今年も11月になるというのに、今年になって一度も東京に行ってないのだ。
やはり写真家の長谷部均さんが誘ってくれ、ようやく新宿の病院を訪ねることができた。
病気のことはぼくにはよくわからない。
でもあの陽気で元気な西丸さんが、弱気な話ばかりをするのが気になった。
気力がなえるのが一番こわいよね。
元気づけるために何かできないかと思い、ニューヨークのオノ・ヨーコさんに西丸さんに電話をして励ましてくれるよう、お願いした。
ヨーコさんはすぐに動いてくれて、病室に電話をしてくれたようだ。
ふたりがどんな会話をしたのかは知らない。
ヨーコさんがどんな言葉をかけて励ましたのか、気になるけど聞かないでおこう。
これで西丸さんが少しでも元気になってくれるといいけど。
若いころの西丸さんと赤ん坊のころのショーン。
(撮影/ジョン・レノン)from the book "A Family Album"
去年の今ごろこのブログでジョン・レノン連載を書いていた。
その一番最初に3回続けたのが西丸文也さんとの出会いだった。
ジョン・レノンが羽田空港に
2011.09.10 Saturday
羽田空港のJALのラウンジに、ぼくが作ったレノン本が並べて置いてあった、とデーブ・スペクターが写真に撮って送ってくれた。うれしいな、こういうの。
そう言えばビートルズが初めて(そして最後の)日本訪問をしたとき、羽田でタラップを降りてくる4人は全員JALのハッピを着ていたんだ。
今思えば信じられない光景だったね。
今夜からJ-WAVEで
2011.06.06 Monday
昨年10月ジョン・レノンの70回目の誕生日に彼に関するブログを書き始め、12月の40回目の命日まで書き続けた。
その記録は英訳されてペーパーバックとCDになった。
3月10日に Remember John Lennon というブログで紹介した。
(その翌日、大震災が起きたんだね)
今夜(6/6)から5日間、FM局のJ-WAVEでその本とCDを紹介してくれることになった。
毎晩22時30分からの5分間。
5夜のうちの1夜はぼくへのインタビューが放送されるそうだ。
J-WAVEが受信できない地域の人たちは、以下のURLでリアルタイムに聴けます。
http://radiko.jp/player/player.html#FMJ
Photo by Nishi F.Saimaru
from the book "John Lennon A Family Album"
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追記(6/7/11)
本とCDをだしてくれたGreenlight Englishから連絡がありました。
木曜と金曜のリスナーには
抽選で6人に"Remember John Lennon"をプレゼントするそうです。
Greenlight EnglishのURL
http://www.greenlight-english.com
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追・追記(6/8/11)
J-WAVEが聴けない、という声が相次いだので問い合わせたところ、
以下のような答がありました。
「普通のインターネットラジオと異なり、
基本的にパソコンそのものが受信機となって
地上波と同じエリアで受信できるシステムです」
とのことです。受信できないかた、ほんとうにごめんなさい。
Remember John Lennon
2011.03.10 Thursday
昨年の10月から12月にかけて森の日記で書いた「ジョン・レノン連載」が英訳されて、本とCDになった。それ以前に書いていた他のレノン関連の日記も収められている。(日本語はサイドバーのカテゴリー"John & Yoko"で読めます)
"Greenlight English"という英会話教材のコンテンツに採用されたもの。
当初は『1000の風』の連載日記を英訳したいという申し出だったのだが、あの話はまだ終了していないので待っていただくことにし、連載を終えたばかりだった「ジョン・レノン」にしてもらったのだ。
翻訳や編集にぼくは直接は関わっていないけど、短期間に多くの人たちが動いてくれたらしく、とてもかっこいいペーパーバック(日本語も併記)とCDが完成した。
まったく新しいメソッドの英会話教材ということなので、詳細に興味のある方はこちらのサイトをチェックしてみてください。英訳された文をJ-WaveのDJらが朗読したCDの一部も試聴できます。
日本を愛していたジョンのことを思いながらの英会話学習も面白いかも知れないね。
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本名・長野眞
フライ・コミュニケーションズ代表
1948年生まれ。1971年上智大学を卒業後、新聞記者、コピーライターの仕事を経験し、シカゴに留学。帰国後「日本国憲法」(小学館)を共同編集したことで本を作る楽しさを知り、北山耕平とともにフライ・コミュニケーションズを設立。斬新でユニークなアイデアと感性で、数多くの作品を企画、編集、執筆する。2009年世界にたった一冊の本をつくる「ニュー・グリーティングブックス」のHPを開設。10年間横浜の小さな森の中で自然とともに暮らし、現在は鎌倉の海辺で閑かな日々を過ごしている。
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