スポンサーサイト

2016.01.17 Sunday

一定期間更新がないため広告を表示しています


  • -
  • -
  • -

SAAB 900

2011.06.28 Tuesday

前回の日記でクルマのバンパーステッカーのことを書いたが、その続きを。

このクルマはSAAB 900だ。もう20年間乗ってきた。
SAABというのは「スウェーデン航空機株式会社」の略だ。第二次大戦中、ナチスの爆撃に対抗するために設立された会社で、戦後自動車を作りはじめた。
SAAB 900は飛行機を作っていた人たちが作った最後のモデルとも言われ、ナチスと戦った人たちが作ったクルマとして、古いモデルなのに今でも世界中に愛好者が多い。

このクルマについて2週連続書いた理由は他でもない。
やむをえない事情があってお別れすることになったからだ。
20年間連れ添ってくれたクルマと別れるのはさみしいけど、次のオーナーになる人はぼくよりも可愛がってくれそうなので、安心している。

 gdtrfb.JPG

このクルマにはもう一枚ステッカーが貼られている。
GDTRFB というもの。
GDTRFBとは何かという話を書き始めると長い話になるので、別の機会に :-)



 keisen.jpg


権威を疑え

2011.06.22 Wednesday

ぼくが今乗っているクルマの後部バンパーには、こんなステッカーが貼ってある。

Question Authority (権威を疑え)

クルマを買ってすぐにこのステッカーを貼ったので、友人にからかわれた。
「私は疑り深い人間です、と街中に宣伝して回るわけね」
懐疑的であることと猜疑心が強いことはまるで違うという議論になった :-)
20年も前の話だ。

原発の爆発直後にいつもメディアに出て、
「問題ありません。大丈夫です」
としゃべっていた「その道の権威」という人たちは今どこへ消えてしまったんだろう。

今回の事故で崩壊したのは建屋や原子炉だけじゃなく、さまざまな分野の「権威」が崩壊してしまったという実感がある。

 bumper.jpg

ぼく自身だってそうだ。
ぼくはたぶん「南風椎については何でも知っている、南風椎という分野の権威」と思われてるに違いない。ところがほんとうのところぼくは自分自身について何も知らないし、何もわかっちゃいない。

「その道の権威」なんてそんなものだと思う。


 keisen.jpg


We will survive.

2011.06.14 Tuesday

 okay.jpg

これは1906年のサンフランシスコ大地震のあとで作られた絵ハガキ。
原発がなかった時代の地震はどこかのどかに見える。


以下、辛淑玉さんから届いたメールを全文転載します。
ご協力をお願いします。


南風椎 さま


 こんにちは。

 このメールは、被災地で公務に従事している労働者のサポートを目的として、私の、友人、知人、仕事関係者に送らせていただいています。重複しましたらお許しください。


 いま、公務労働者が多くの人々の感情のはけ口になっています。

 消防や自衛隊は、よくやったと言われますが、住民と寄り添い、昼夜問わず働き続けた自治体職員は、さまざまな軋轢の中に置かれています。その彼らに思いを馳せ、1000時間後の公務労働者へのマニュアルを作成しました。

 地方自治体の公務労働者を支えることは、地方自治を支えることであり、かつ、その下で生きる、社会的少数者を支えることでもあります。

 お知り合いの自治体職員の方に、転送、または、お知らせいただければと思います。


 なお、このマニュアルの内容は、転載、コピー、出力、なんでもOKです。

 お忙しい中、お手を煩わせます。どうか、よろしくお願い致します。


 辛淑玉


マニュアルのアドレス

(1)『1000時間後のあなたへ〜東日本大震災で頑張ったあなたへ〜』

(「現実への帰還のために」〜災害対応職員向けマニュアル)

http://www.shinsugok.com/research/images/after1000hour_manual.pdf


(2)『自己チェック』

(「燃え尽き症候群の気配」〜自己診断表)

http://www.shinsugok.com/research/images/burnout_check.pdf



辛淑玉(株式会社香科舎)公式サイト

http://www.shinsugok.com/



 keisen.jpg


南風椎のニュー・グリーティングブックスはこちらで。




今夜からJ-WAVEで

2011.06.06 Monday

昨年10月ジョン・レノンの70回目の誕生日に彼に関するブログを書き始め、12月の40回目の命日まで書き続けた。
その記録は英訳されてペーパーバックとCDになった。
3月10日に Remember John Lennon というブログで紹介した。
(その翌日、大震災が起きたんだね)

今夜(6/6)から5日間、FM局のJ-WAVEでその本とCDを紹介してくれることになった。
毎晩22時30分からの5分間。
5夜のうちの1夜はぼくへのインタビューが放送されるそうだ。

J-WAVEが受信できない地域の人たちは、以下のURLでリアルタイムに聴けます。


http://radiko.jp/player/player.html#FMJ



 jl.jpg


Photo by Nishi F.Saimaru

from the book "John Lennon A Family Album"



------------------------------


追記(6/7/11)


本とCDをだしてくれたGreenlight Englishから連絡がありました。

木曜と金曜のリスナーには

抽選で6人に"Remember John Lennon"をプレゼントするそうです。



Greenlight EnglishのURL


http://www.greenlight-english.com




----------------------------------


追・追記(6/8/11)


J-WAVEが聴けない、という声が相次いだので問い合わせたところ、

以下のような答がありました。


「普通のインターネットラジオと異なり、

基本的にパソコンそのものが受信機となって

地上波と同じエリアで受信できるシステムです」


とのことです。受信できないかた、ほんとうにごめんなさい。



 keisen.jpg


南風椎のニュー・グリーティングブックスはこちらで。




sponsored links
プロフィール
本名・長野眞
フライ・コミュニケーションズ代表

1948年生まれ。1971年上智大学を卒業後、新聞記者、コピーライターの仕事を経験し、シカゴに留学。帰国後「日本国憲法」(小学館)を共同編集したことで本を作る楽しさを知り、北山耕平とともにフライ・コミュニケーションズを設立。斬新でユニークなアイデアと感性で、数多くの作品を企画、編集、執筆する。2009年世界にたった一冊の本をつくる「ニュー・グリーティングブックス」のHPを開設。10年間横浜の小さな森の中で自然とともに暮らし、現在は鎌倉の海辺で閑かな日々を過ごしている。
NEW GREETING BOOKS

NEW GREETING BOOKS

再誕を、あなたの手で。
ご存知のグリーティングブックスが
ニュー・グリーティングブックスとして、生まれ変わります。
こんどは、世界に一冊だけの本。
本に新しい生命を吹き込むのは、
あなたです。

Twitter、Facebookもお楽しみください!

fb.png
最近のエントリー
アーカイブス
カテゴリー
search.png


コメント
ブックスタイトル
南風椎の代表作を紹介します
スケルトン・キー―グレイトフル・デッド辞典
スケルトン・キー―グレイトフル・デッド辞典 (JUGEMレビュー »)
スティーヴ シルバーマン,デイヴィッド シェンク
リンクス
アザーズ
qrcode