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2016.01.17 Sunday

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さあ、今日はクリスマス

2012.12.24 Monday

1977年の冬、ジョンとヨーコのところにクリスマスバケーションで前妻シンシアの息子ジュリアンが遊びにやってきた。ちょうど雪が降ったので、ジョンの発案でセントラルパークでそり遊びをすることになった。
先頭で夢中になっているジュリアン、目を閉じてこわがっているヨーコ、ジョンは西丸文也が構えるカメラの方を見て笑っている。写真集『ジョン・レノン 家族生活』の中でも、とくに好きな写真だ。

 xmas*.jpg

 ハッピー・クリスマス、京子
 ハッピー・クリスマス、ジュリアン

 さあ、今日はクリスマス
 何をしましたか
 一年が過ぎさり
 新しい年が、いま始まる
 今日はクリスマス

 楽しんでおくれ
 親しい人も、いとしい人も
 老いた人も、若い人も
 とても楽しいクリスマスを
 そして幸せな新年を
 何んの怖れもない
 いい年になることを願おう

 さあ、今日はクリスマス(戦争はおわる)
 弱い人にも、強い人にも(もし君が望むなら)
 お金持ちにも、貧しい人にも(戦争はおわる)
 あらそいなんて、やめよう
 とても楽しいクリスマスを
 そして幸せな新年を
 何んの怖れもない
 いい年になることを願おう

 さあ、今日はクリスマス(戦争はおわる)
 何をしましたか(もし君が望むなら)
 一年が過ぎさり(戦争はおわる)
 新しい年が、いま始まる

 そう、幸せなクリスマスを(戦争はおわる)
 楽しんでおくれ(もし君が望むなら)
 親しい人も、いとしい人も(戦争はおわる)
 老いた人も、若い人も
 とても楽しいクリスマスを
 そして幸せな新年を
 何んの怖れもない
 いい年になることを願おう

 戦争はおわる
 もし君が望むなら
 戦争はおわる

 ジョン・レノン "Happy Xmas(War Is Over)"
 南風椎/訳
 『ジョン・レノン 家族生活』(角川書店版)より
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たのしい終末を!

2012.12.22 Saturday

世界が終わらなくてよかった。
世界各地の聖地で祈りを捧げてくれた人たちのおかげかも知れない。
とりあえず、お礼を言っておかなきゃ。

『天国の黙示録(APOCALYPSE WOW!)』という本は、1998年に出た。
終末予言は、マヤの暦も、ノストラダムスの予言も、エドガー・ケイシーの極移動予言も、ピラミッドの寸法による予言も、聖マラキの予言も、ホピの予言も、エホバの証人の予言その他も、すべては「ぼくたちが今生きている時代」を指さしているということを綿密に調査しユーモラスに語った本だった。
世界で500万部も売れたのに、日本語版(DHC刊、絶版)はあまり売れなくて、真野流というもうひとつのペンネームでこれを翻訳をしたぼくは責任を感じたほどだ :-)

     wow**.jpg

(前略)
こう書いてくると「千年紀(ミレニアム)」を、やや派手めのクリスマスみたいなイメージでとらえてしまいそうです。特に不況のどん底にいる日本で「何か景気のいい話」を探している人々の目には、虹色のイベントに見えるかも知れません。
しかし「千年紀」が決して精神世界の万博なんかではないことは、近づいてくるにつれ、わかってきました。聞こえてくるのは、暗い話ばかりです。参考資料として聖書の黙示録を読むと、まるで天災・地震・洪水・飢饉・疫病・暴力・腐敗・破綻・崩壊・滅亡の万国博覧会です。
「千年紀」とは「終末」の別名だったのです。
(後略)

『天国の黙示録』訳者あとがきより

天災・地震・洪水・飢饉・疫病・暴力・腐敗・破綻・崩壊・滅亡!
3.11とそれ以降の日本で現実に体験させられていることばかりです。
日本は今まさに「終末ハルマゲドン」のまっただ中にいるのではないでしょうか? あの本が日本で売れなかったのは、ここでは冗談ですまない話だったからなのでは?

ともあれ、この日本列島から逃げ出すこともなく今もここで生き延びているぼくたちは(現実と闘い続けるにしろ、黙って眺めているにしろ)偉大な同胞意識をもってこの「終末」を楽しむしかないのかも知れないね。

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Make Love, Not War.

2012.12.09 Sunday

昨日からぼくの過去のブログ『日本国憲法 前文』に多くのアクセスが続いている。
総選挙が近づいて、憲法論議が高まっているからだろう。

    zenbun.jpg

3.11の原発爆発によって多くのたいせつなものを失ってしまったけど、今はまだぼくたちの手の中には平和憲法という美しい宝石が残されています。
「前文」はその憲法の精神をうたったものです。
この精神まで奪われてしまうことがないよう、もう一度読んでください。
総選挙の一週間前、ジョン・レノンの命日に。

FaceBookのFLY Communicationsのページで、あの本の全文と全ページの写真を読めるようにしてくれたので、そちらも目を通してください。

 keisen.jpg

鈴木一朗の華麗なライス

2012.12.08 Saturday


  curry 2.png
イチロー選手がアメリカに渡って以来毎朝自家製のカレーライスを食べているという話を聞いて、いったいどんなカレーなのかずっと気になっていた。
「イチローが好きでカレーが好き」というぼくの嗜好をよく知る人が、先日愛知県にあるイチロー資料館を訪ねたとき、こんなレトルトカレーをおみやげに買ってきてくれた。
『鈴木家のチチローカレー』というもの。
箱のどこにも「イチロー」の文字は書かれていない。それがむしろ(これは本物じゃないか)と思わせた。アメリカでイチローの「毎朝カレー」が報道されたとき「子どもたちに偏食を助長させる」と医療団体の抗議を受け、イチローは食生活を改善したとも伝え聞いていたからだ。

食べてみて(これは本物に違いない)と確信した。
とりたてて変わった、特色のある味じゃない。ちょっとした隠し味があるようで深みはあるけど、ごく普通のさっぱりしたおいしいカレーだった。
イチローはこのカレーを食べていたのだ。このカレーなら毎朝でも食べられる。

イチロー、ほんとうに食生活を「改善」したのだろうか :-)

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プロフィール
本名・長野眞
フライ・コミュニケーションズ代表

1948年生まれ。1971年上智大学を卒業後、新聞記者、コピーライターの仕事を経験し、シカゴに留学。帰国後「日本国憲法」(小学館)を共同編集したことで本を作る楽しさを知り、北山耕平とともにフライ・コミュニケーションズを設立。斬新でユニークなアイデアと感性で、数多くの作品を企画、編集、執筆する。2009年世界にたった一冊の本をつくる「ニュー・グリーティングブックス」のHPを開設。10年間横浜の小さな森の中で自然とともに暮らし、現在は鎌倉の海辺で閑かな日々を過ごしている。
NEW GREETING BOOKS

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再誕を、あなたの手で。
ご存知のグリーティングブックスが
ニュー・グリーティングブックスとして、生まれ変わります。
こんどは、世界に一冊だけの本。
本に新しい生命を吹き込むのは、
あなたです。

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